アンティークカメラは高く売れる? 古いカメラの買取相場・高く売る方法

古いカメラ(アンティークカメラ)の価値

アンティークカメラ、オールドカメラなどとも呼ばれる、古いカメラにはどのような価値があるのでしょうか。何十年前にも発売されたアンティークカメラは、フィルムを使用して撮影します。デジタルカメラによる撮影が主流になった今だからこそ「あえてフィルムカメラで撮りたい!」という人が増えてきています。

そのため、フィルムを使用して撮影するアンティークカメラの需要が、増加傾向にあるのです。

また、カメラを「撮る道具」として使うのではなく、アンティークカメラのフォルムの良さや雰囲気からインテリアとして使われたり、コレクションとして使われたりしています。

高価買取が期待できるアンティークカメラ

アンティークカメラの価値は、カメラの状態は良好か・壊れている個所はないか、だけでは決まりません。

アンティークカメラの中でも抜きんでて価値の高いカメラは、とても有名な機種であったり、今もなおブランドが存在して人気である、といった理由があるものが多いです。

その中でも、価値が高く、高価買取が期待できるアンティークカメラの一部を紹介します。

Leica(ライカ)M3

カメラを少しでも触っていれば、Leica(ライカ)というメーカーのことも知っていると思います。M型ライカと呼ばれるシリーズの中で初号機にあたるLeica M3は、革新的な機能を搭載し1954年に発売されたレンジファインダーカメラです。

Leica M3は、ライカというブランド力に加えて、初号機とは思えないほどの高い完成度であるということ、これまでのライツ製カメラより大幅にパワーアップしたということ、M型ライカの原点であり、今もなおこのスタイルを維持し続けるエポックメイキング的な製品であるということなどから、非常に価値のあるカメラとなっています。

十何年と生産される中で、製品の改良がおこなわれていて、生産時期によって特徴があります。流通数の少ないモデルは、より高値が付く傾向にあります。

ニコンF

前節で紹介したLeica M3の登場により、Nikon(ニコン)の前身である日本光学は、レンジファインダーカメラではなく一眼レフカメラに注力せざるを得なくなりました。その中で1959年に発売されたニコンFは、一眼レフカメラの草分け的な存在になったフィルムカメラです。

レンジファインダーカメラでは苦手だった近距離の撮影や望遠レンズの使用などで優位であったこと、頑丈なボディでプロユースに耐えれることなどから、ニコンFはカメラ業界を席巻しました。

メカメカしさを醸し出している工業的なボディは、次世代のニコン機から現行の Nikon Z fc にまで引き継がれています。

ハードな使われ方も考慮されているカメラだからこそ、良好な環境で保存されていて状態が良ければ、高値で売却できる可能性が高いです。

Hasselblad(ハッセルブラッド)500C

中判カメラといえば、Hasselblad(ハッセルブラッド)を想像する方も多いでしょう。1957年に発売されたHasselblad 500Cは、500シリーズ最初の製品にあたるもので、歴史的なカメラのひとつです。

このHasselblad 500Cは、有人月面着陸アポロ計画で使用されたことでも有名です。宇宙での使用にも耐えうる頑丈なボディが、歴史的な写真の撮影に大きく貢献しています。

500Cをはじめとする500シリーズは、多くの数が生産されていますが、カメラ自体が高価なもの。発売から何十年も経過していますが、今の大半のカメラよりも高値で取引されています。

ライカほどの相場価格ではありませんが、ライカもハッセルブラッドも、写真愛好家憧れの存在であることは不変です。

アンティークカメラが高く売れる条件

アンティークカメラが高く売れる条件には、いったいどのようなものがあるでしょうか。

前節で書いたような、カメラ自体の状態や、ブランド力の他、以下の3つの点が、アンティークカメラを高く売るために必要な条件といえます。

動作確認が取れるか

アンティークカメラを、撮影用のカメラとして使うことも多いため、きちんと動作するかどうかは、アンティークカメラの価値に影響します。

「フィルムカメラで写真を取りたい」「古いカメラ独特の写りを楽しみたい」といった需要があるため、動作するアンティークカメラは、動かないカメラより価値が高いです。

また、動かないアンティークカメラを修理してから、査定に出す、というのもひとつの手です。修理費用より、査定の価格差のほうが大きければ、修理をしてから売却する意味があるといえます。

付属品が揃っているか

カメラ販売当時の付属品が揃っているかも、アンティークカメラの査定価格に影響します。

例えば、外箱や説明書といった付属品は、購入してから捨ててしまいやすいですよね。これらが揃っていると、カメラ本体と併せてプラスの価値になります。特に、古いカメラであればあるほど、捨ててしまいやすい付属品は残っていない可能性が高く、場合によっては入手困難なものであることもあります。そのため、カメラを使うだけではなく、コレクション目的でアンティークカメラを買う人にとっては、このような付属品はとても価値のあるものになります。

モデルに希少性があるか

カメラとして同じ商品であっても、生産時期によって微妙に形や仕様が異なっている可能性があり、これも査定の評価対象になります。

生産継続のための仕様変更や新たな機構の採用による改良といった、そのカメラの歴史的背景がわかります。同じカメラであっても、特別仕様なものや、レアなものであれば、大きく査定価格が変わる可能性があります。

こちらも、カメラコレクターにとっては重要な要素であるため、売却するカメラが、どのようなモデルであるかをしっかり知っておく必要があります。

アンティークカメラのレンズは高く売れる可能性が高い

アンティークカメラの価値は、ボディ本体だけではありません。レンズ交換式カメラの場合、レンズ単体でも高く売れる可能性があります。

なぜアンティークカメラのレンズが高く売れるかというと、今のレンズ交換式デジタルカメラに使いまわすことができるからです。レンズに合ったマウントコンバーターを装着することで、今のカメラで使用することができるようになります。とくに、ミラーレス専用マウントシステムであるソニーEマウントやニコンZマウントは、フランジバックが短いため、マウントコンバーターを介すことでほぼすべてのレンズが使えます。

古いレンズのため、最新のレンズとは違った色味やボケを楽しむことができるのも魅力のひとつです。これらの魅力があるからこそ、今でもアンティークカメラのレンズは高値で取引されることがあるのです。

アンティークカメラを売却するなら買取専門業者がおすすめ

アンティークカメラを売却する場合、写真専門店やリユース店といった店舗で売却するのはおすすめできません。なぜなら、商品が古いことを理由に低い値段をつけられたり、引取での対応になったりする可能性があるからです。

アンティークカメラを売るなら、カメラの買取専門業者に依頼することをおすすめします。カメラ買取に特化した専門のスタッフが対応するため、商品の価値を正しく見抜き、適正な価格をつけることができます。

カメラ買取ナンバーワンなら、アンティークカメラも高価買取!

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フリマ・オークションは高く売れるがリスクあり

カメラを売るには、フリマアプリやネットオークションといった手段もあります。この場合、商品の価値を出品者や参加者が決めることができるため、買取専門業者で売却するよりも高い値段になる可能性があります。

しかし、これらのサービスには注意しなければならない点があります。ここでは、フリマ・オークションで起きがちな問題について説明します。

梱包・発送に関する費用が掛かる

フリマ・オークションの場合、梱包に必要なものは自分で用意したり、自分で発送手続きをしたりする必要があります。

自分で作業する時間が掛かるうえ、梱包資材を持ち合わせていない場合は、別途準備する費用が掛かります。

買取専門業者は、梱包資材を無料で提供したり、出張買取を行っている場合があります。

商品を送った後トラブルに発展する可能性がある

フリマ・オークションでは、商品を送った後にトラブルが発生する可能性があります。

例えば、出品者が気づかなかったキズや不具合があり、それに購入者が気づいた場合、取引の中断や特別な対応が必要になる可能性があります。

この場合商品を返品したり、差額を返金したりする対応が必要になり、面倒です。

出品者は、購入者を選ぶことができないため、このような事態は避けられません。

手数料が掛かる

フリマ・オークションでは、所定の手数料が掛かります。基本的に購入者に手数料を負担させることはルール上禁止していますので、事前に手数料を見越した価格設定をする必要があります。

梱包や発送で発生する費用と併せて「諸費用を引いたら、買取専門店の査定価格より下がってしまった」という事態になることも考えられます。

フリマやオークションといった個人売買では、このような注意点があります。これらのサービスを利用するときは、このようなリスクがあることを知っておきましょう。

カメラ買取ナンバーワンで買取したアンティークカメラ

ここでは、実際にアンティークカメラを「カメラ買取ナンバーワン」で買取らせていただいた例をご紹介いたします。

どのようなカメラがどのような価格で売れるか、チェックしてみましょう。

買取価格の相場は常に変動します。時期によって、上記の価格と異なってくる可能性がありますので、参考までにご覧ください。

Leica M6 TTL

Leica M6 TTL

商品状態:良好品

買取金額:230,000円


Rolleiflex(ローライフレックス)SLX ボディ Planar 80mm f2.8

Rolleiflex(ローライフレックス)SLX ボディ Planar 80mm f2.8

商品状態:良好品

買取金額:20,000円


Mamiya RB67 PROFESSIONAL S

Mamiya RB67 PROFESSIONAL S

商品状態:美品

買取金額:45,000円


Rolleiflex(ローライフレックス)SLX ボディ

Rolleiflex(ローライフレックス)SLX ボディ

商品状態:一般中古品

買取金額:10,000円


CONTAX Carl Zeiss PC-Distagon 2.8/35

CONTAX Carl Zeiss PC-Distagon 2.8/35

商品状態:一般中古品

買取金額:50,000円


Rollei 35 SE Rollei-HFT 40mm F2.8

Rollei 35 SE Rollei-HFT 40mm F2.8

商品状態:美品

買取金額:15,000円


弊社は『お客様の愛用していたカメラ用品を少しでも高く買取したい』という思いのもと、カメラ用品の高価買取をいたします。

カメラ・レンズはもちろん、周辺機器やアクセサリーについても、最新の市場価格をもとに、適正な買取価格をご提示いたします。

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