カメラの寿命はシャッター回数?買取に影響はするの?

こんにちは!エントリー機から新しいカメラに買い替えたものの、なかなかその撮影機会に恵まれないスタッフYです。
早く情勢が落ち着いてくれるといいですね……

さて、みなさんはカメラを買い替えるとき、新品を買いますか?中古を買いますか?
ネットオークションやフリマアプリでカメラを見ていると、アピールポイントに「シャッター回数●●●回」と書いてあるものもよく見かけますね。
これにはどういう意味があるのか?
今回は、そんなお話です。

カメラ寿命=シャッター耐久回数?

そもそもカメラには、シャッター耐久回数というものがあります。
読んで字のごとく、シャッターが切れる耐久性を回数にするとどのくらいか、ということです。
メーカーや機種によって、耐久数が公式から発表されているものもあれば、おおよそでしかわからないものもあります。
一般的には、

・入門機:5~10万回
・中級機:15~20万回(10~20万回)
・上級機:40~50万回

と言われています。
つまり「シャッター回数●●●回」というアピールは、使用度の少なさだけではなく、それぞれの耐久回数に対して、これだけ使ったという具体的な目安でもあるのですね。

しかし、これはあくまでも目安です。
公式に発表されていないものは、同系統の機種を参考にしていたり、先人が使ってきた中で「おおよそ、これくらいだった」という情報をもとにしていたりするので、自身のカメラが必ずこれに当てはまるとは限りません。

また、シャッター耐久回数に到達したから必ず寿命になる、というわけではなく、耐久回数を超えてもまだ撮れるものもあれば、ぜんぜん到達していないのに壊れるということもあります。

自分のカメラのシャッター回数は?

とはいえ、現在のシャッター回数が耐久回数に近づいているかどうかは気になりますね。
突然シャッターが切れなくなった、などという不測の事態にならないよう、ある程度シャッター回数を把握しておくのはいいと思います。

ツールを使って計測する方法

シャッター回数の確認方法として、細かくシャッター回数を調べるアプリや、ファイルをアップロードするだけでシャッター回数のわかるサイトもあります。
中古でカメラを買った場合は、以前の持ち主がどのぐらい使ったかはわからないので、このようなツールを使って調べられるのは便利ですね。

が、新品を使っている人にとっては、そこまで細かく調べなくてもいいかなと感じます。
特に、アプリを使っての確認は、機種によってサポートがされていなかったり、不具合でうまくカウントされなかったりという問題もあるので……。
そのようなリスクを考えると、おおよそのカウントでも十分です。

使用状況から概算する方法

おおよそのカウントは、使用頻度とその時の撮影枚数で出すことができます。
まずは使用頻度です。毎週なのか、月に1回程度なのか、はたまたほぼ毎日なのか。
そして1回の撮影枚数。毎回1000枚以上なのか、500枚程度か、それとも100枚以下なのか。
この2つを組み合わせ、1年間にどのくらいシャッターを切っているかを概算してみましょう。

スタッフYは月に1回、300枚程度の撮影をしているので

300枚×12ヶ月=3600枚

1年で3600枚、つまりシャッター回数も3600回押していることになります。
意外と少ないですね……3年使ってやっと1万回といったところです。
10万回のシャッター耐久回数のある機種だと、単純計算で30年(!)ほど使えるということでしょうか。

このように、自分のカメラにどのぐらいのシャッター負荷がかかっているかは、おおよそのカウントでも把握できます。
(しつこいようですが、あくまで目安です。)

シャッター+基盤交換でリセットされる

シャッター耐久回数に達したらすぐに壊れるというわけではないですが、それだけ負荷がかかっているのことは確かです。
では、毎日何百枚とシャッターを切っている人のカメラはすくに調子が悪くなる?そのカメラは買い替えている?

というわけではなく、シャッター自体のメンテナンスをしてあげればよいのです。
方法としては、シャッターユニットの交換です。
交換部品が取り扱われていないような古い機種でなければ、メンテナンスすることで、カメラを長く使うことができます。

また、カメラの基盤を交換すれば、記録されていたシャッター回数もリセットされます。
こうすることで、使用年数は長くても、シャッター回数自体は少ないカメラとなるわけです。

ただし交換費用が高いので、シャッター回数をリセットしたいというためだけに、シャッターユニット+基盤を交換する、ということはナンセンスだと思います……。

本体への負荷も重要

さきほど、メンテナンスとして基盤を交換することを例に挙げましたが、カメラ本体には、シャッター以外にもいろいろな負荷がかかってきます。

炎天下や氷点下での撮影、水濡れや埃、カビ、そして落下や衝突による衝撃。いくらシャッター回数自体が少なくても、このような負荷がよくかかっているカメラはそれだけ調子が悪くなりやすいとも言えます。

また、カメラは保管の仕方も重要です。湿気や埃を避けて保管するように気を遣えば、それだけ経年による負荷がかかりにくくなります。

買取にどのぐらい影響する?

このように、シャッター回数だけでカメラの寿命が決まるわけはなく、判断材料のひとつです。
少ないに越したことはないでしょうが、カメラのシャッター回数のみが、買取査定額に大きく影響するわけではないと言えます。

大事なのは、カメラ自体がどの程度使える状況にあるか、ということなので、使用(購入)年数、使用頻度、修理歴、そしてシャッター回数。すべてを適切に判断して、査定してくれるお店を選びましょう。

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